四柱推命
多くの人が占いを気にしていて、楽しみにもなっています。様々な占いがある中で、占星術、中でも生まれた日を用いた占いも何種類かあります。その中で「四柱推命」という占いを聞いたことある人はどれくらいいるでしょうか。知っている人は少ないかもしれませんが、生まれた日と干支を用いた占いとなっています。どんな占いか、またどんな相談に向いているのか、時代背景についてもまとめていきます。
「四柱推命」を大雑把に説明すると大昔の中国で生まれた「過去」「現在」「未来」を予見する運命学の一つで「陰陽五行説」を基に、人が生まれながらにして持っている性格や能力、そして素質を取得しその人の努力や経験で変わる後天的な運命をも予測する占いです。
「四柱推命」が起こったのは、中国の隋や唐の時代に形態が作られたと言われています。その後、宋の時代の徐子平という占術師が記した書の中で「四柱推命」が述べられており、この記録が最古のものとなっています。日本に伝わってきたのは江戸時代の中期になってから「四柱推命」に関する書物が中国から伝わってきたようです。そこから日本における「四柱推命」が始まりました。