梅花心易
梅花心易は約1000年以上前に中国で邵庚節によって創案されました。
占星術の様な生年月日や何か特定の決まったものを利用した占いは多いですが、とくに何か決まったもので占うわけではないも占いもあり、梅花心易はその占いの一つです。
易占いの仲間なので八卦を用いる以外は、筮竹の様な道具も不要で占おうと思った時に、その場で目に付いたものから数字を立てます。よく使われるのはその日の年月日や時間、曜日といった物が利用されるほかに、季節なども使われる事がおおいです。これは先天法と呼ばれる手法で、そのほかに三要応法と呼ばれる手法もあります。三要とは目、耳、心の三つを指し、この三つで感じた物などから数を採り、八卦に置き換えて判断することもあります。
数が取れれれば周易と同様に八卦を立てて、六十四掛に置き換えて判断する事ができるので、数を採るならなんでも利用できるので、先天法や三要応法以外にも占い師や状況によって様々なの数の取り方があります。
易は自然界の本質や変遷といった時間の経過による変化に注目し記号化し説明したものです。断易、周易、梅花心易と三つの易占いはどれも占い師の力量が試されますが、その易占いの中でも占術方法の幅広く数字の採り方や選び方など、答えを得るためにどの数字が最善なのかといった難しさがあるため、占い師の研鑽が資質が高く要求される占い方法だと言えます。