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  • 心が痛いよ。伽藍の春。青春コンプレックスとは

    心が痛いよ。伽藍の春。青春コンプレックスとは

    辛かったけど今では良い思い出、あの甘酸っぱい日々、全力で毎日が本当に生きた日々そんな他人の思い出を見ると胸が痛んだりする。
    私も、自分も、僕も、俺もあんな青春送りたかったと心のどこかで思って歯がゆかったり苦かったりして、なんだか苦しかったりする。
    そんな経験。今回はそんな青春にたいしてのコンプレックスを記事にしていきます。

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    青春コンプレックスとは

    劣等コンプレックス(自分が劣っていると感じる事)と青春をかけた造語です。
    青春と言う貴重な時間を理想の青春通りにならず、自分の青春と比較する事で後悔して辛くなる心境を現した言葉です。
    思い出す原因は中高生のカップルを見たり映像や音声などの媒体で風景が描写されたりするなど様々です。
    対象となるの青春時期は中学就学時期から高校の卒業頃までが多いですが、中には小学、大学、幼稚園まで広がる場合もあります。
    理想の青春というのは様々な映画やアニメなどの作品群での影響でだいたい固定されています。
    一例としては放課後に異性と制服を着たまま町をあるいたり、映画をみたり海へいったり、自転車での二人乗りなどが定番です。

    恋愛弱者との違い

    前述していませんが、青春コンプレックスは非常に幅の広い言葉で、恋愛以外の青春的な活動でもその範囲に含まれます。

    例えばクラス全員で団結した文化祭、喧嘩して友情が芽生えた話、疲れ果てるまで部活に精を出したりといった理想の青春像もあるかと思います。
    これらを前述の様に自分は遅れなかった、自分も送りたかったと後悔して辛くなるのは青春コンプレックスという事になります。

    恋愛弱者とは極端に言えば恋愛ができない人たちのことです。
    その為、理想の青春を送れないと後悔する青春コンプレックスと恋愛弱者では言葉の意味が違います。

    本当にみんなそんな青春を送っているのでしょうか?

    様々な理想の青春像があります、さてみんながみんなそんな理想の青春を謳歌したのでしょうか
    恐らくしていません。多分一握りの人間がそういった青春を謳歌しただけに過ぎません。

    こういう話はナンセンスな気もしますが、現在アダルトゲームの市場は下降気味ですがそれでも200億円以上の市場です。アダルトゲームでは青春風の舞台も多く一種のコンプレックス産業といえます。
    (登場人物は全員十八歳以上で、中高生ではありませんが)
    一本あたり一万~五千円くらいの商品です、リピーターやファンもいるので一概には言えませんが、しかしそれだけの人が青春を疑似体験したいと思っているわけです。

    青春時代が辛く普通の青春、つまりはみんなが理想としている青春とは逆の何もない薄い青春を送りたい人もいます、例えば部活動が辛すぎたり人間関係に疲れた、異性に恐怖を感じたなどでです。
    なので典型的な理想の青春を体験した人は少ないですが、体験したいと思っている人はたくさんいると言う事です。

    まとめ

    気付いてみれば“れば”と言う言葉がはみんな使っている物で、人は常に後悔を繰り返して生きています。決して青春コンプレックスに限りません。
    してれば、やってれば、こうしてれば、あればと思い生きている物です。毎日が充実すれば後ろを見なくなる傾向がありますが、そんな人は一握りです。

    過去があるから今があるという言葉は否定しません。中高校生での恋愛は人生の糧としては貴重なものです。
    しかし過去は変えようがありません。言い過ぎかもしれないですが過去は諦めてしまいましょう。
    後ろを向いても、つまらないだけです。もし、青春コンプレックスや“れば”と口癖の様に言っているならこれから後悔をなくす努力をするのがたった一つの救いだと思います。
    かっこよく言えば今を生きるでしょうか、決して刹那主義になれというわけではありませんがやはり大事なのは今なんです。

    青春コンプレックスを感じたあなたなら、過去の経験や体験がどれだけ貴重かはあなたも分かったはずです、今その貴重な体験を逃してはいけません。なので過去に縛られずとにかく今を生きる。